ぱにーにが福祉事業所になった訳
平成15年3月18日
「トラットリア パニーニ」は、パンとパスタのお店としてオープンしました。
お陰様でオープンから超多忙な日々のなか、
一緒に働いていた職員の中には、障がいのある方や引きこもりの人もいらっしゃいました。
特別、福祉をしたかった訳ではありませんが、ただ、パン屋さんをしたかったのでもなく…
思っていたのは、ただ一つ、
「みんなが、幸せになればいいのに…」
障がいがあっても、皆んなと一緒に働こう！
皆んなが、働ける場所を作りたい！
そんなこんなで、特別支援学校からの実習を受け入れたりしていたら、福祉関係の方から
「障がいのある人達と一緒に働くのなら、作業所にしたら？」
と言われました。
「作業所？」
作業所が何かわからないまま、
「まっ、いいか」と思い、手続きをして、作業所になりました！
勿論、実際はそんなに簡単な事ではなく、
手続きやら、引っ越しやら、営業しながらで、ホントに本当に、しんどかった。
また、作業所にする為の手続きの一つに、「『法人』でなければならない」というのがあります。
福祉はNPO法人や社会福祉法人などが一般的ですが、私は「株式会社」にしました。
ここから「株式会社プレマスペース」の誕生です。
「株式会社プレマスペース」は会社の名前。
そして、 屋号が「ぱにーに」です。
何故「プレマスペース」という名前にしたのか、
「株式会社プレマスペース」として新たに福祉事業所としての道を歩み始めた障害者就労支援事業所「ぱにーに」
何故「プレマスペース」という名前にしたのかそして、その意味とは…
その前に、私自身について書きたいのですが、実は、私は、劣等感の塊なんです。
不安症候群でいつも心配ばかり…
あがり症で自信が無くて、大勢の人が苦手で、人前で話でもしようものなら、口から心臓が飛び出しそうにドキドキ…
な〜んて私が言うと、皆さん、口を揃えて無い！無い！無い！(?˘･з･˘)
立場上、見えないらしいのですよねぇ。
周りの人たちの私のイメージは、小さい事にはこだわらないポジティブな人。
実は、ウジウジ、クヨクヨ、ネガティブな人。
悩んで眠れない夜もよくあるのです。
で、結構大変な人生を送ってきたのですよ。
まぁ、60年も生きていると、色々なことを経験し、時代も又、変わるのを見てきました。
価値観も変わり、大変な時代になっていると感じています。
やっと、本題です (*^^*)
現代は、とても生きにくい世の中になっていると思うようになりました。
事件や自殺、いじめ等、悲しいニュースが流れます。
そこで、
「この人だけは自分を裏切らない」
という人が一人でもいれば、人は生きていける。
「ここには、自分の居場所がある」
そんな場所が一ヶ所でもあれば、人は生きていける。
そう思うようになりました。
そういう場所があれば人は笑顔になれるはず！
だから、そんな場所を作ろうと思いました。
「プレマ」とは、サンスクリット語で「愛」とか「癒し」という意味。
「スペース」は、「空間」とか「場所」。
大きな事は出来ないけど、せめてここでは皆んなが協力して、笑顔になれるように…
そういう想いが「プレマスペース」には詰まっているのです。
つまり、差別のない、頑張った人が報われる。そんな、人の居場所を作りたかった(*^_^*)
って、ことでしょうか。
沢山の方々の応援を頂き、福祉事業所を作り、「お母さんの様に、愛情たっぷりで一緒に頑張れば、皆んな笑顔になれる」
そう意気込んでスタートした「ぱにーに」
実際スタートしてみると、私は、とんでもない思い違いをしていた事に気づくのです。
「お母さんのように、愛情たっぷりで、一緒に頑張れば、皆んな笑顔になれる」
そう思って、障がいのある方々と共に働く道を選び、福祉事業所をスタートした「ぱにーに」
「障がいがあっても無くても、共に助け合い、協力して生きていきたい。」
皆んなで、パンを作って、袋にいれて、たくさん販売しましたよ(^^)♪
ただ、私の思い違い…
ただ、愛情だけでは、どうしようもない事があるという事。
それが、「障害特性」というものです。
「愛情たっぷり」は勿論大切ですが、プラス、「障害特性」に対する理解が重要なんですね。
「障害特性」というのは、色々あってとても難しいのですが、最近、よくテレビとかでも特集していますが、
多動とか、コミュニケーションが苦手とか、こだわりが強すぎるとか…
誰にでもある事なのですが、それが強すぎると社会生活の中では、難しさを感じるんですね。
よって、障害特性を理解する事が一番大切で、理解した上で、一緒にお仕事する事が重要だと気付いたのです。
沢山、勉強しました。
本も沢山読みましたし、勉強会にも積極的に参加しました。専門学校へも行きました。
ぱにーにでは、職員の勉強会をしています。
常々思う事…
皆んな、ジクソーパズルのピースの一つ。
私は、たまたま社長というピースだけど、パンを作るピースの人がいて、パンを販売するピースの人がいて…
でも、パンを袋に入れるピースの人がいないとパンは売れません。
お店のお掃除をするピースの人がいないと、汚いお店には、お客様は来てくれません。
どのピースが欠けても、完成しないのです。
皆んな、大切なピースきらきら
大切な仲間なのです?(*´?`*)??
大変な事は、沢山ありますが、これからも頑張りますよ〜♪(?????)♪
皆さま、どうぞ「ぱにーに」をよろしくお願いします！
平成15年3月18日
「トラットリア パニーニ」は、パンとパスタのお店としてオープンしました。
お陰様でオープンから超多忙な日々のなか、
一緒に働いていた職員の中には、障がいのある方や引きこもりの人もいらっしゃいました。
特別、福祉をしたかった訳ではありませんが、ただ、パン屋さんをしたかったのでもなく…
思っていたのは、ただ一つ、
「みんなが、幸せになればいいのに…」
障がいがあっても、皆んなと一緒に働こう！
皆んなが、働ける場所を作りたい！
そんなこんなで、特別支援学校からの実習を受け入れたりしていたら、福祉関係の方から
「障がいのある人達と一緒に働くのなら、作業所にしたら？」
と言われました。
「作業所？」
作業所が何かわからないまま、
「まっ、いいか」と思い、手続きをして、作業所になりました！
勿論、実際はそんなに簡単な事ではなく、
手続きやら、引っ越しやら、営業しながらで、ホントに本当に、しんどかった。
また、作業所にする為の手続きの一つに、「『法人』でなければならない」というのがあります。
福祉はNPO法人や社会福祉法人などが一般的ですが、私は「株式会社」にしました。
ここから「株式会社プレマスペース」の誕生です。
「株式会社プレマスペース」は会社の名前。
そして、 屋号が「ぱにーに」です。
何故「プレマスペース」という名前にしたのか、
「株式会社プレマスペース」として新たに福祉事業所としての道を歩み始めた障害者就労支援事業所「ぱにーに」
何故「プレマスペース」という名前にしたのかそして、その意味とは…
その前に、私自身について書きたいのですが、実は、私は、劣等感の塊なんです。
不安症候群でいつも心配ばかり…
あがり症で自信が無くて、大勢の人が苦手で、人前で話でもしようものなら、口から心臓が飛び出しそうにドキドキ…
な〜んて私が言うと、皆さん、口を揃えて無い！無い！無い！(?˘･з･˘)
立場上、見えないらしいのですよねぇ。
周りの人たちの私のイメージは、小さい事にはこだわらないポジティブな人。
実は、ウジウジ、クヨクヨ、ネガティブな人。
悩んで眠れない夜もよくあるのです。
で、結構大変な人生を送ってきたのですよ。
まぁ、60年も生きていると、色々なことを経験し、時代も又、変わるのを見てきました。
価値観も変わり、大変な時代になっていると感じています。
やっと、本題です (*^^*)
現代は、とても生きにくい世の中になっていると思うようになりました。
事件や自殺、いじめ等、悲しいニュースが流れます。
そこで、
「この人だけは自分を裏切らない」
という人が一人でもいれば、人は生きていける。
「ここには、自分の居場所がある」
そんな場所が一ヶ所でもあれば、人は生きていける。
そう思うようになりました。
そういう場所があれば人は笑顔になれるはず！
だから、そんな場所を作ろうと思いました。
「プレマ」とは、サンスクリット語で「愛」とか「癒し」という意味。
「スペース」は、「空間」とか「場所」。
大きな事は出来ないけど、せめてここでは皆んなが協力して、笑顔になれるように…
そういう想いが「プレマスペース」には詰まっているのです。
つまり、差別のない、頑張った人が報われる。そんな、人の居場所を作りたかった(*^_^*)
って、ことでしょうか。
沢山の方々の応援を頂き、福祉事業所を作り、「お母さんの様に、愛情たっぷりで一緒に頑張れば、皆んな笑顔になれる」
そう意気込んでスタートした「ぱにーに」
実際スタートしてみると、私は、とんでもない思い違いをしていた事に気づくのです。
「お母さんのように、愛情たっぷりで、一緒に頑張れば、皆んな笑顔になれる」
そう思って、障がいのある方々と共に働く道を選び、福祉事業所をスタートした「ぱにーに」
「障がいがあっても無くても、共に助け合い、協力して生きていきたい。」
皆んなで、パンを作って、袋にいれて、たくさん販売しましたよ(^^)♪
ただ、私の思い違い…
ただ、愛情だけでは、どうしようもない事があるという事。
それが、「障害特性」というものです。
「愛情たっぷり」は勿論大切ですが、プラス、「障害特性」に対する理解が重要なんですね。
「障害特性」というのは、色々あってとても難しいのですが、最近、よくテレビとかでも特集していますが、
多動とか、コミュニケーションが苦手とか、こだわりが強すぎるとか…
誰にでもある事なのですが、それが強すぎると社会生活の中では、難しさを感じるんですね。
よって、障害特性を理解する事が一番大切で、理解した上で、一緒にお仕事する事が重要だと気付いたのです。
沢山、勉強しました。
本も沢山読みましたし、勉強会にも積極的に参加しました。専門学校へも行きました。
ぱにーにでは、職員の勉強会をしています。
常々思う事…
皆んな、ジクソーパズルのピースの一つ。
私は、たまたま社長というピースだけど、パンを作るピースの人がいて、パンを販売するピースの人がいて…
でも、パンを袋に入れるピースの人がいないとパンは売れません。
お店のお掃除をするピースの人がいないと、汚いお店には、お客様は来てくれません。
どのピースが欠けても、完成しないのです。
皆んな、大切なピースきらきら
大切な仲間なのです?(*´?`*)??
大変な事は、沢山ありますが、これからも頑張りますよ〜♪(?????)♪
皆さま、どうぞ「ぱにーに」をよろしくお願いします！